文字の出し方(Aviutlで)

おはようございます。

色々使ってるスクリプトを紹介しようと今年は思っていたのですが、
10月辺りにPCのデータが吹き飛んだのでプロジェクトファイルがなくなってしまいました。
なので、文字の出し方に絞って思い出していきたいと思います。


○イーズイン+直線移動


よくやるやつです。
イーズインで勢いよくガーッと出して、直線移動で余韻をつける感じですね。


たとえば「胸」という文字を動画中に出すと仮定します。
まずテキストオブジェクトに移動量指定ですこーしだけ移動をさせます。




トラックバー対応のイージング機能を使って勢いつけて登場させます。



これにブラーを足しましょう。

最近知ったのですが、「オートブラー+」というスクリプトがあります。
93さんのtwitterプロフィールから落とせるので入れておきましょう。
「93_old_script_etc」内にあります。


gifだとうまいことなんないね
ブラーがつくと勢いついて良い感じになります。標準の方向ブラーでも十分です。





1MB制限だと色がぐちゃぐちゃになっちゃう…

これはよくつかってると思います。


○中心を変更する
[拡張描画]の中心X,中心Yをいじるとオブジェクトの中心がいじれるのですが、1個1個やるのは億劫だなと思い、あんまり使っていませんでした。


ところがこういうスクリプトがあることを知り、MIX動画でこれを活用した覚えがあります。


たとえば「胸」という文字を動画中に出すと仮定します。

7にすると中心がオブジェクトの真ん中下にきます。


イージング回転+回転ブラー+透明度でフェードイン

これだけでも出し方に特徴がつけられて良いですよね。


「フィルタ効果の追加」で1文字ずつ出したテキストオブジェクトにコピペしていきましょう。(下の画像では重くなるのを避けるために1文字ずつ画像保存したものを使っています。)



これも回転させて出してから上のやつを応用して1文字ずつゆっくり別の方向に動かし、余韻を出しています。



kaisatsuさんの「減衰振動」とも相性が良さそうです。こちらも活用したいですね。





○TA-Normal@TA-Track
これは以下のブログが詳しいので参考にしました。
https://seguimiii.com/aviutl-tech/tatrack
設定の値まで詳しく載せているので作りながら見ましょう。





Aviutlでこんなことできるんですね。すげー。


○文字をバラして組み立てる
最後です。
まずGIMPなどの画像編集ソフトを使って文字をバラバラにしましょう。


バラした後は座標の値を同じにしてすべて重ねます。
そうしたら、さつきさんのスクリプトの「引き伸ばし」や扇クリッピングなどを使い、全部のパーツをそれっぽく登場させて組み立てます。




めんどくせ!!!!!!!!二度とやらんわこんな作業!!!!!!!!!



というわけで少しでも参考になれば幸いです。